津軽海峡フェリーが復活の兆し〜安さと早さで新幹線と棲み分け - gocyan情報局

津軽海峡フェリーが復活の兆し〜安さと早さで新幹線と棲み分け

北海道新幹線は高すぎ!
このブログのタイトルの背景は新幹線の旅客運賃の高さ。

開業から一周年の北海道新幹線。
津軽海峡を挟んだ交流が活発に行われていると言う。
勉強会、交流会も行われている中、注目は青森〜函館を結ぶ青函連絡船。
そう、廃止されたはずのフェリーの復活が議論に上がっている。

青函連絡船.png


1988年に青函連絡船は廃止。
所要時間は4時間足らずであるが、新幹線の代金と比較すると
1/3で済む。移動の速さを取れば、新幹線にはかなわないが
運賃の安さでは青函連絡船に軍配はあがる。

青函連絡船はかって、海峡の女王と呼ばれた時代があった。
それが、青函トンネルと海峡線と言われている、青森側の津軽線、
北海道側の江差線の開業に入れ替わって廃業になった。

最盛期には、1日に30往復の連絡船が往来。
しかし、時代がより速さと物流量の増大を求める中で
だんだんと衰退していった。

ところが、国交省によれば、2017年2月末現在
フェリーの利用動向は上半期微増、下半期はやや前年を
下回る水準と云う。
ところが、内訳をみると車は大雑把にみると前年並みかやや下回る
推移、旅客は大幅な増加となっている。
青函連絡船が客船としての存在感を増している状態と言える。

北海道新幹線は「早さ」「便利さ」だけに話題が集まるが、
かってあった、夜行急行列車を想起する高速バスとフェリーを
組み合わせた「スローな旅」の需要も根深いと言える。

津軽海峡フェリーはバス会社と連携して函館-東京間に「東京・函館きっぷ」
青森−札幌間に「津軽海峡物語」を設定している。
前者が片道6,000円〜15,000円で15時間余り、後者が6,000円で10時間程度で
移動できる予定。
前年と比べると「津軽海峡物語」は大幅増加であると言う。

早さだけをヒトは求めてはいないということだろうか?



2017-04-03 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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